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ドクターX 感想 2話 [ドクターX 感想]





ドクターX 感想 2話

ドクターXの感想をお伝えします。

第2話のあらすじネタバレ情報は、こちらです
  ⇒ ドクターX~外科医・大門未知子~ 2話 ネタバレ

大門未知子は、今回も、凄い事をやってのけます。

事前に深刻な病状を見抜き、何もできない教授を尻目に誰も
やったことがないような手術をやり抜いてしまう。

同時進行した手術も、投げ出したと思わせて、実は驚異的な
スピードで完璧に終了しています。


その権力を持った能なしを、自分の腕でやっつける、しかも誰
も犠牲にすること無く、というストーリーは爽快でしたね^^



加えて今回は、このドラマのテーマに関係するのかな?と感じる
事を書いてみますね♪


まずは、「医師のへの謝礼」です。

医師に対する謝礼をすべきかは、患者や家族にとって、頭の痛い
悩み事のようですね。表向きは、どの病院でも、謝礼は受け取ら
ないとなっています。

今では、本当に拒絶している病院や医師も多いということですが、
中には、謝礼で差別する医師や、要求までする医師もいるので、
まだ謝礼を行わないと行けないと思っている人が多いのです。


ドラマでは、未知子の独特の対応を行います。

それは「差し出された謝礼を何も言わず受け取る、退院前に返す。」
というもの。

謝礼の問題を見事に解決していると思いませんか?


患者は、手術前には、どうにかお願いしたいという気持ちで謝礼をす
るので、受け取ってもらえないと余計に不安になる場合もあります。

だから、何も言わず受け取る、それは患者に対して心配しなくていい
というメッセージになります。

そうして一旦は受け取りながら、回復して退院する患者には、本来
必要のない報酬なので、もらった謝礼を返します。患者は余計なお
金を払わなくて済みます。


ドラマでは、患者に確実に返す為、憎まれ口をいいながら、謝礼を
返しますが、そこには、偽善的なモラル意識でなく、謝礼の有り無し
で仕事の質を変えない、というプロの美意識を感じます。

その行為は、実際には自分が諦めてしまった、未知子が行った手術
のお礼として札束を手にする鳥井の行動と比較され、より際立ちます。
(その後、神原に根こそぎ、持って行かれるというオチがあります((+_+)))


モラル的な問題はありますが、ここまで徹底して自分の仕事に向き合
う姿勢は、どんな職業にでも見習うべきものですね。


もう一点気になるポイントがあります。それは、敢えて未知子が口にする
「私、失敗しないので」という言葉。

僕達の感じた違和感を、内田有紀演じる城之内が代弁してくれます。

「たまたま上手くいっただけよ。失敗しない人なんていない。」

城之内は帰宅する前にすれ違った未知子にこの言葉を投げかけますが、
未知子はそのまま何も言わずに去ってしまいます。

城之内は、未知子とは、対照的な医局にあって、未知子の実力をいち早く
見抜く存在です。

この違和感は、謎のまま、持ち越されました。そして、最後に提示された
「ドクターX」という呼び名の謎が、未知子の過去と人間性の正体が明かさ
れていく事を期待させます。

いやー、ドクターXの謎気になりますねーー









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